第3回肝尾状葉研究会に参加しました
- 8月12日
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肝臓は血管に沿って8つの区域に分けることができますが、最深部のSegment 1は尾状葉と呼ばれ、定義や治療のアプローチが難しい場所とされています。
1985年に肝臓の鋳型標本を用いて、この尾状葉をSpiegel, paracaval, processの3つの亜区域に分類したのは当時国立がんセンターのレジデントだった公文正光先生で、公文分類は世界的に利用されています。
阪本教授は2017年に公文先生の原著論文を英訳し、Liver Cancer誌に再出版したことを契機に、これまで尾状葉の知見に関する論文を公文先生と一緒にいくつも発表してきました。
阪本教授が代表世話人、高知大学の瀬尾智教授が会長をつとめ、公文先生を囲んで2026年8月8日に高知市内で行われた第3回肝尾状葉研究会では、胆道がん治療で世界的に有名な二村雄次・名古屋大学名誉教授による特別講演を拝聴することができました。肝門部胆管癌は尾状葉の胆管枝に浸潤しやすく、この深部の胆管を切除すべきであることを証明し、世界に知らしめたのは二村先生でした。
二村先生は80歳を超えてなおお元気で、講演は2時間以上に及びましたが、拝聴していて非常に楽しく、あっという間に感じました。
来年の夏にも第4回の肝尾状葉研究会を開催しますが、翌第5回までと決めています。WEBでも配信するので、世界中の肝臓外科医に見ていただきたいと思います。






