top of page

肝胆膵外科 著作

診療科長・阪本の執筆・編集した著作を紹介します。がん患者さんに対する取り組み方や、外科医の教育に対する考え方が記されています。

がんと外科医
杏林大学 消化器・一般外科学教室 肝胆膵外科
阪本良弘著 岩波新書 2020

二人に一人はがんになると言われているいま、様々な治療法が研究されている。そのなかで外科手術は、がん治療の根幹である。外科医として、肝がん、そして難治性の膵がんの治療・手術の最前線にいる著者が、肝胆膵のがんの外科的治療の開発研究の軌跡と最新状況、さらに外科医の日常、師からの指導、患者からの学びなどを綴る。

〈 岩波新書 

https://www.iwanami.co.jp/book/b539115.html

外科医はどう生きるか-メスの達人が贈るロードマップ
杏林大学 消化器・一般外科学教室 肝胆膵外科
阪本良弘著 金芳堂 2025

論文執筆、学会発表、学位取得、留学……一流の医師になるには診療の技術だけでなく幅広い見識が求められ、時に何かを犠牲にすることもあるでしょう。良い外科医として充実した一生を送るために、人生全体をどう設計するか。一人の経験豊かな外科医が、迷える現役・若手医師や医学生に向けて、本音を交えながら「メスの達人になるための極意」を伝授いたします。

〈 金芳堂 

https://www.kinpodo-pub.co.jp/book/2058-0/

Safe major hepatectomy after preoperative liver regeneration – Preoperative PVE, two-stage hepatectomy, ALPPS and hepatic vein deprivation
杏林大学 消化器・一般外科学教室 肝胆膵外科
Edited by Masatoshi Makuuchi and Yoshihiro Sakamoto. Elsevier 2024

1980年代は肝門部領域胆管がんに対する肝切除の術後死亡率は日本でも15%と高率でした。主な死亡原因は術後肝不全でした。国立がんセンターにいた外科医・幕内雅敏が開発した門脈塞栓術を術前に施行すると、予定残肝が再生し、肝切除後の肝不全を減少させることができます。現在では15%の死亡率が5%にまで低下しました。門脈塞栓術以外にも二期的肝切除、ALPPS、肝静脈塞栓などの巧妙な方法を用いて、術後肝不全を予防する取り組みが世界中で行われています。本書では日本、米国、ドイツ、フランス、スイス、アルゼンチン、香港、オランダの肝臓外科医、内科医、放射線科医が、術前の肝再生を促し術後の肝不全を予防する方法について議論しています。

透明なグラデーションセンター

MESSAGE

消化器・一般外科学教室

上部消化管外科・下部消化管外科・肝胆膵外科

杏林大学医学部付属病院

〒181-8611

東京都三鷹市新川6-20-2

TEL. 0422-47-5511

杏林大学医学部付属杉並病院

〒166-0012
東京都杉並区和田2-25-1
TEL. 03-3383-1281

杏林大学 医学部 消化器・一般外科​学教室

Department of Gastroenterological and General Surgery, Kyorin University

bottom of page