上部消化管外科 診療科長挨拶

診療科長/教授
阿部 展次
上部消化管外科は、内科的診断・治療から幅の広い外科治療までカバーできる数少ない外科施設として広く認知されております。食道科認定医/消化器外科専門医・指導医/消化器内視鏡専門医・指導医/腹腔鏡外科技術認定医、ロボット支援下手術技術指導医などの資格を有するスタッフを擁し、上部消化管領域疾患(特に食道・胃・十二指腸の腫瘍)の内視鏡的治療(切除、焼灼、ステント治療、光線力学療法)や胸腔鏡下/腹腔鏡下手術、ロボット支援下手術を積極的に行っており、質の高い腫瘍診療を提供しています。特に胃癌診療では、当院は「日本胃癌学会認定施設A」を取得しています。これは、病院としての「胃癌治療の総合力」に関する高いハードルをクリアした施設のみが認定されるものです。また、common diseaseである鼠径部ヘルニアに対しては低侵襲治療である腹腔鏡下手術を積極的に行っています。
治療内容について十分な説明を行い、患者さんが十分納得いくような治療を行うよう心がけています。火曜・水曜・金曜・土曜でスタッフが外来を開いておりますので、ぜひご相談ください。
地域の開業医の先生方へ
-
従来の病院医療連携室経由(web、FAX、電話)でご予約いただくほか、待機/緊急症例にかかわらず、上部消化管外科スタッフに病院代表(0422-47-5511)経由で直接お電話をいただければ可能な限り迅速に対応させていただきます。
-
「予約なし」の場合でも診療いたします。お急ぎの場合は、予約なしでも初診外来を受診していただけますので、ご安心ください。患者さんには、紹介状を持参させていただき、上記外来の曜日に直接、当院の初診受付に受診するようお伝えください. 当日、できるだけお待たせさせずに診察するようにしています。
-
特にご紹介いただきたい疾患:食道癌、胃癌、胃腺腫、胃粘膜下腫瘍(消化管間質腫瘍GISTなど)、十二指腸腫瘍(腺腫、癌、カルチノイド、粘膜下腫瘍など)、鼠径部ヘルニア