阪本良弘教授が第30回日本外科病理学会にて「優秀演題賞」を受賞しました
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当科の阪本良弘教授が、2026年10月17日に紀尾井町カンファレンスで開催された第30回日本外科病理学会(会長:北里大学 比企直樹教授)において、優秀演題賞を受賞しました。
受賞演題名:「BR-A, URLA膵癌に対する術前治療後の動脈との接触角度の改善が予後に与える影響」
本研究は、進行膵がん(主要動脈浸潤型の境界切除可能膵がん:BR-A、および切除不能局所進行:URLA膵がん)に対し、術前化学療法を施行した後に外科的切除を行った患者群を対象とした後ろ向き研究です。
術前治療後の主要動脈周囲における腫瘍の画像上の退縮(動脈との接触角度の改善など)が術後予後に与える影響を検討したところ、動脈接触の画像上の改善自体は術後無再発生存期間や全生存期間との有意な関連を示さないことが明らかになりました。一方で、化学療法後のCA19-9値の正常化は無再発生存期間の改善と有意に関連しており、今後の手術適応の判断や予後予測において腫瘍マーカーの推移が重要な指標となりうることが示唆されました。



